1999.10.01.

株式会社オルターについて

 
まずこの企業との出会いがなければこのサイトの存在もあり得ません。
企業自体は簡単にご説明もうしあげますとShop紹介に載せている業者のひとつにすぎない のですが、実はここの運営方針というのがひと癖有りまして・・。「入会説明会への 参加義務」がキーポイントとなっております。つまりは消費者自身も勉強を積み重ねて 意識を変えることが出来なければ入会してもらわなくても良い、と言い切るところなのです。 選択自由な昨今のご時世でなんと時代錯誤なことか とお怒りになる方もきっといらっしゃる ことでしょう。私もそうでした。
97年の6月、交通事故の後遺症で歩くこともままならない日々が続いていなければ、また 学生時代からの友人が先に入会していなければ何の興味も示さなかったと思います。
(当時 私は配達料を取らない業者ならどこでもよかったので)
幾度かの電話でのやりとりの後、原則として会場のみで入会説明会をしているところを こちらの事情をくんでいただき、自宅にて説明会を開いて下さいました。
でもその説明会、たった3人で待っていましただけですのにきちんと会社の責任者が来た ことからして驚きました。
説明会では食品添加物みたいな表示されている物質より残留農薬のような目に見えない ところに注意を向ける必要性などを提起されました。キャリーオーバーなどの言葉もその時 初めて耳にしました。
今まで安全だと思っていたものがまやかしであったということも知り、知識は一度取り 入れるだけではなく、いつもそれが最善の方法なのかを思いめぐらしている必要があると 教えられました。おはなしのひとつひとつが私にとっては「目からうろこ」ものでした。
その時の思いが、子供の未来や環境について考える動機になっています。

最近は脱生協化をめざすなかで配達料も導入されたり会員増のために若干の宣伝活動を 行うようになる等この企業も苦しい経営を強いられておりますが、ダイオキシンに汚染されて いない物を探し求め、遺伝子組み替え作物の問題に真剣に取り組む姿は変わりありません。
このような企業が存在することに心から励まされる思いです。
そしてこのサイトも、かつて私が迷いましたように「まず何から始めるべきなのか」 考え始めた方に起こし頂いたときに何かのヒントになるところへと成長できるように少し ずつでも頑張っていこうと思っています。
 
 
 

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